想定外の大出費!わが家の結婚式費用を大公開!

想定外の大出費!わが家の結婚式費用を大公開! 生活

 皆さんは結婚式にいくらかかると思いますか?私もネットで調べてみましたが、「うげぇ!こんなにかかるのか」と思いました。金額だけで見ると結婚式に若干のためらいがあり、「結婚式はせずに、食事会+フォトウェディングでよいのでは?」と思ったりもしましたが、一生に一度のことだからどうしてもやりたいと思い、2021年に結婚式を行いました。

 費用は掛かりましたが、両親や友人も喜んでくれたたため「やってよかった」と思っています。今回は私の体験をもとに、結婚式で総額いくらかかったのか、自己負担はいくらだったのかご紹介したいと思います。皆さんの参考になれば幸いです。

自己負担は250万円でした!

 まずは、私たちがどんな結婚式をしたかをご紹介します。会場の場所と大まかなオプションは下記のとおりです。

  • 場所 … 表参道駅周辺
  • 規模 … 親族、友人のみ
  • 招待人数 … 55人程度
  • 会場の広さ … 80人までの会場
  • 二次会の有無 … 結婚式場でアフターパーティー
  • 衣装替え … 新郎新婦ともに1回ずつ
  • アルバム、エンディング動画 … あり
  • ペーパーアイテム(席次表等)… 手作り

 大まかにはこのような感じで結婚式を行いました。当初の見積もりでは、そのほか諸々込みで290万円でしたが、いろいろなもののグレードを上げたり、オプションを付けた結果、最終的に結婚式の金額は430万円になりました。さらにこの金額に遠方から来る人のお車代10万円が加わり440万円がトータルでかかった金額になります。対してご祝儀は、新郎新婦あわせて190万円でしたので、自己負担は

 430万円(結婚式代) + 10万円(お車代) ー 190万円(ご祝儀) =250万円(自己負担)

 でした。改めて計算してみるとかなり高額になっていたことが分かりました。ここからは見積もりから値上がりした理由や思ったことについて紹介したいと思います。

食事はグレードを上げればきりがない

 結婚式場を決める要素として、食事にポイントを置く人も多いのではないでしょうか。わが家も式場を決めるポイントの一つとして「食事のおいしさ」がありました。試食会は式場にもよりますが、無料~1万円程度で試食できるので、「試食会で食べたもので出したい!」そう思うのですが、試食はあくまで「お試し価格」です。実際に結婚式で食べると値段が跳ね上がります。私たちの場合は前菜~デザートまですべてを安いメニューにするとなかなか満足がいかずに、結局1食1万8千円となってしまいました。

 「せっかくならばおいしいものを食べてほしい!」という気持ちが強かったので、後悔はしていません。(自分たちは当日ほとんど食べられませんでしたが、、、)

ドリンクメニューはノーマルでいいかも

 食事メニューのほかにドリンクメニューも選ぶ必要があります。ソフトドリンクコースが一番安かったのですが、お祝いの席なのでアルコールメニューを選択しました。アルコールメニューもビールやハイボール、サワーのみの基本コースから本格的なカクテルが飲めるコースまで様々ありました。

 正直、酒だけを楽しみに来ている人はいないと思いますので、基本のアルコールコースを選択しました。値段は約4千円でした。一つグレードを上げると+千円だったので、「意外に安い。。」と思ったりしましたが、参加者が50人いたので、これだけで+5万円になりますので決して安くありません。気をつけましょう

ウェディングケーキもピンキリ

 結婚式のメインイベントの一つがウェディングケーキへの入刀ですよね。楽しみにしている方も多いと思います。しかし、このケーキも立派にすればするほど値段が上がります。値段帯は一人当たり2千~4千円でした。これも参加者の人数だけかかりますので、全員分を考えると10~20万円と高額になります。2段ケーキがよかったのですが、値段が高かったため断念。私たちが選んだのは1段のケーキでしたが、味もおいしく満足でした。

会場使用料

 契約前は親族だけのこじんまりとした結婚式を考えていたため、20人規模で考えていました。値段は15万円程度でした。そこから、やはり友人も呼びたいとなり、80人が入れる会場に変更したところ30万円ほどかかりました。見積もっている段階では「会場が大きくなったのに意外に安いな。。」と思っていましたが、今考えると金銭感覚がマヒしていたのでしょう。

 全体の金額としても参加人数が一人増えるごとに(食事+ドリンク+ケーキ+手土産)の金額が増えます。私たちの場合はこれらの合計が3万円を若干超えていましたので、友人からご祝儀を3万円もらえたとしても呼べば呼ぶだけ自己負担が増える状況でした。

 式場の方は「参加人数が増えればご祝儀も増えるので支払いはそんなに変わりませんよ」「大勢読んだ方が思い出に残りますよ」と微笑みながら説明してくるかもしれませんが、会場を一回決めると変更できないことが多いです。最終見積もりが出てからの変更はできないと考えましょう

意外と高い!飾りつけの花

 「飾りつけの花はせっかくだから豪華にしたい!」気持ちは良く分かりますが、生の花はとても高いです。私たちの場合は、新郎新婦の席の花は約4万円、ゲストテーブルの花は5千円と非常に高額でした。ゲストテーブルは10卓あったので、テーブルに置く花だけで約9万円でした。

 さらに、花嫁が持つブーケも花ですので、それにもお金がかかります。約5万円でした。ブーケも値段がピンキリで高いものだと十数万しました。オプションによっては衣装替えの時にブーケも変えられますが、変えるとその分お金がかかるため、ブーケは一つにしました。

動画撮影を依頼すると高額になります

 オプションの中でも高かったのが、各種動画です。結婚式ではオープニング、中座、エンディングの際に動画を流すことがあります。

  • オープニング動画 … 新郎新婦の入場前に流す動画。新郎新婦からの挨拶と紹介を流す
  • 中座の動画    … 新郎新婦の詳しい紹介、出会いのきっかけ、友人との思い出等の動画
  • エンディング動画 … 結婚式の最中に撮影した映像を編集し、結婚式を振り返る動画

  動画作成を結婚式場に依頼すると一つ当たり10~25万程度かかります。結婚式中の動画や写真を編集するエンディング動画は自分たちで作れませんので、私たちはエンディング動画だけ依頼して、ほかの動画は手作りしました。

 動画は素材となる写真があれば、作るのはそんなに難しくありません。動画編集も無料の動画編集ソフト(CapCut等)もありますので、時間があれば挑戦してみてもよいかもしれません。

 「動画を作る時間はないけど安く抑えたい」そういう時は、式場に依頼すると高額になるので、専門業者に動画作成を依頼するのもよいかと思います。

結婚式のアルバムも高額

 結婚式のアルバム写真も値段の幅が非常に広く、安いものでは写真一枚のみの5万円から、高いものだと背表紙も立派で写真数も多い30万円するものまであります。また、値段が一番安いものを頼むと写真のデータを購入できなかったりしますので、データだけもらって後で外部のサービスを利用してアルバムを作るということがなかなかしずらいです。

 そのため、私たちは親に自作のアルバムを渡したかったので、下から二番目のカット数10枚のアルバム+データプランにしました。式場の中では安いプランでしたがそれでも15万円程度となりました。

 写真がうまい友人に頼むのが一番安くなりますが、友人の負担を考えたらあまりお勧めはできません

ドレス代は高いと100万円にも!

 見積もりから一番大きく変化する可能性があるのが女性の衣装代です。高いものだけを選ぶと衣装替え含めて、100万円近くかかることもあります。私たちの式場では、ドレスは安いもので20万、高いものだと50万円近くのものがありました。最初の見積もりだと一番安いドレスの金額しか含まれていないことが多いです。ドレスは何回も試着して決めますが、やはり高いものの方が装飾も細かく、きれいですので高いものを選びたくなります。

 「せっかくだからいいものを着せてあげたい!」そう思いますが、予算を考えてある程度妥協して選ぶことをお勧めします。妻も一番安いもので気に入るものがなかったため、35万円のドレスにしたため、当初見積もりよりも15万円プラスになりました。

 ちなみに、試着回数はドレスは4回で1回あたり2~3時間はかかりました。タキシードは妻の4回目の試着の時に一緒に試着を行い、1時間程度で決まりました。(笑)(男性は大体そんなもんらしいです)

男性の衣装替えはそこまで高くない(タキシードの場合)

 男性については、当初見積もりから変わるとしたら「ヘアセットつけるか」と「タキシードの下のシャツやカフス」、「衣装替えをするか」、「上げ底の靴を履くか」くらいになります。ヘアセットは5千円程度、シャツとカフスは買取で1万5千円程度ですので、合わせても2万円ほどしか変化しませんでした。男性の衣装替えはドレスほどは高額ではないため、衣装替えしても+7~10万円程度でした。

 私の身長が165cmと小柄ですので、上げ底の靴を履くかどうか悩みましたが、上げ底靴にすると買取になり、3万円近くかかるので諦めました。代わりに、靴に仕込む上げ底ソールを持ち込んで+2.5cm身長を足すことが出来ました。ソールはAmazonでも気軽に買うことが出来ます。

私はAmazonでこちらのソールを購入しました「EDTRE インソール シークレット

 あまりにも厚底ソールにすると靴が脱げやすくなったり、周りから見て違和感があるのでほどほどにすることをお勧めします。

まとめ

 結婚式は思い出に残りますし、親孝行にもなりますので個人的にはやることをお勧めします。私の場合は、場所が表参道だったので割と高額になってしまいましたが、食事やドリンクメニューをしっかりと考えて調整すればもう少し安くできたかと思います。また、動画関係やペーパーアイテムを手作りするだけでも大分抑えることが出来ますので、時間を見つけて二人でコツコツ作るのをお勧めします。

 「どの式場を選べばいいのかそもそも分からない」「自分たちのやりたい結婚式がまだはっきりしていない」そのような場合は、式場見学に行って色々な式場を見てイメージをつけるのもありだと思います。


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