男性の皆さん!最近「奥さんの機嫌が悪い」「夫婦ケンカが増えた」などに心当たりはありませんか。その原因は家事・育児の不公平感かもしれません。昨今では、男性も家事・育児をするようになり、女性と分担して家事・育児・仕事を行っていると思います。しかし、女性の方が家事・育児の負担は大きくなりがちであり、うまく息抜きが出来ずに疲れがたまっているのかもしれません。(もちろん上手く分担できている家庭もあるかと思います)
女性の負担ばかりが重くなってしまうと、うつや生活習慣病の原因にもなります。「妻の様子が最近ちょっと様子がおかしい」そう思ったら男性がどのようなことに気を付けた方がよいのか紹介したいと思います。
女性の家事・育児の負担は7,8割!?
共働き世帯で男性・女性両方働いていても女性の方が負担が大きくなりがちです。割合でいうと育児の7割、家事の8割を女性が負担しています。
また、専業主婦には家事・育児のほとんどを女性に任せている方もいらっしゃると思いますが、仕事と家事・育児は違います。子供は話し合いが通じないことも多いですし、育児をしていて家事を思うようにできなくて女性もストレスに感じている場合もあります。
私も育休をとって家事と育児をしていますが、うまくいくことよりも思い通りに家事が出来ないことの方が多いです。皿洗いや洗濯物を干そうと思ったらぐずりだし、抱っこしないと泣き止まないことも結構あります。
1日家にいても家事や食事の準備が満足にできないこともありますので、「なんで1日家にいて家が散らかっているんだ」「ご飯これだけ?」なんてことは口が裂けても言わないことをお勧めします。(誰も幸せになりません。。)
そのため、「俺の方が給料をもらっているからしょうがない」「仕事が忙しいから手伝う時間がない」そう思わずに女性の負担を減らす努力が必要です。食事や買い物の準備が時間がなくてできないのであれば、食材やお弁当の宅配サービスを利用するのも手段の一つです。
家事・育児の負担を減らす方法について詳しくはこちらの記事に書いておりますので、参考にしてください。
こんな症状が出たら注意が必要
「なんとなく妻の様子がおかしい気がする」そう思ったときは、下記のような症状が出ていないかチェックしてみましょう。
- イライラしている
- 気分が落ち込んでいる
- ため息が多い
- あまり眠れていないように見える
- 食欲不振があまりなさそう
- 食べ過ぎているように見える
- 頭が痛そうにしている 等々
このような症状が奥さんに表れていたら危険信号です。奥さんの家事や育児の負担が大きくなりすぎているのかもしれませんので家事・育児の分担を見直すとともに、奥さんのストレスを減らす努力をしましょう。
また、家事・育児以外の別のことが原因である可能性もあるので、心配しつつ「どうしたのか」聞いてみましょう。悩みがある人はほめたり、話を聞いてあげるだけでもストレスが軽減することがあります。
ストレスを減らす方法
女性のために負担を減らす努力をするのはもちろんのこと、それ以外で男性が出来ることにはどのようなことがあるでしょうか。
とにかく感謝を伝えよう
共働き中の女性が育児にストレスや不安を感じた時にやってほしいことの中に、「ほめること」があります。「独立行政法人の労働政策研究・研修機構の調査結果」によると、励ましたり、ほめたり、慰めたりしてほしいと感じている女性のうち、実際に夫に褒めてもらえた女性は半分以下しかいません。家事・育児の分担を見直して負担することも重要ですが、女性の気持ちに寄り添い日々の感謝を伝えることも同じように大切です。
ほめて感謝を伝えるだけでも効果があります。まずは日ごろの感謝を伝えましょう!
「ご飯美味しいね」「部屋がきれいだね」等日々やってくれたことをほめるのが一番です。気恥ずかしくてなかなかほめることが出来ないという方は、女性が好きなちょっとしたお菓子や欲しがっていたものをプレゼントしても気持ちが伝わると思います。
息抜きの時間をプレゼントする
家事・育児・仕事と忙しく過ごしている女性はなかなか自分の時間をとることが出来ません。子供ができるまでは出来ていた趣味や自分ひとりの時間がないことでストレスが溜まっていることもありますので、1日自由にしていい時間を定期的に作ってあげることでストレスを減らすことが出来ます。
普段から家事・育児をやっていない方だと女性の代わりに全てをやるのはなかなか大変だと思いますので、いっそのこと家事代行を頼んで家事と食事はプロに任せるなどしてもよいかと思います。
まとめ
ストレスをためすぎて体調を崩してからでは、回復もなかなか難しくなります。そのため、自身の生活習慣を見直して女性の負担を減らす努力をするとともに、日々の家事や育児に感謝して感謝の気持ちを伝えたりプレゼントを渡しましょう。
また、二人で話し合って完全にプロに任せて二人そろって息抜きする日を作ってもよいでしょう。
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