育児は適度に息抜きしましょう【自分の時間を大切に】

育児は適度に息を抜きましょう【自分の時間を大切に】 育児

 子育てしていると子供の成長に感動したり、子供の可愛さに日々幸せを感じます。しかし、夜泣きがひどくて睡眠不足になったり、なかなか泣き止まなくて困ったりするとストレスもたまり、たまには一人で好きなことをする息抜きの時間が欲しくもなります。時々息抜きをすることで気持ちのリフレッシュをすることができ、結果として親子関係にもよい影響を与えることがあります。今回は、育児中の息抜きのメリットとデメリット、息抜きの方法について詳しく見ていきましょう。

育児にストレスを感じている人は多い

 平成27年版の厚生労働白書によると子育てをしていて負担・不安が「とてもある」「どちらかといえばある」と回答した人は、女性が約77%、男性が約67%となっており、多くの女性の方がストレスを感じていることが分かります。

息抜きをしないことによる悪影響

 多くの人が子育てにストレスを感じている一方、息抜きをすることにどのようなメリットがあるか見ていきましょう。

うつ病、生活習慣病の原因になる

 ストレスがたまるとイライラしたり、眠れなくなる、疲れやすくなるといった精神的な症状が発生し、ひどくなるとうつ病にもつながります。また、ストレスから飲酒量や食事量が増えて、肥満、高血圧、糖尿病といった生活習慣病にもなりやすくなります。

子供のメンタルへ影響

 親にストレスが溜まっていると子供のちょっとした行動でイライラして、子供にやさしく接することが難しくなります。もちろん、子供が危ない行動をしていたら注意が必要ですが、度を過ぎてしまうと「また親から怒られるんじゃないか」と子供が委縮してしまい、子供のメンタルにもよくありません。

夫(妻)の仕事に影響

 妻がストレスや不安を抱えていると夫も妻や子供のことで心配になりやすくなり、仕事の能率が落ちるなどの影響がでることがあります。(夫がストレスを抱えている場合も同様です)仕事の能率が落ちると、男性の帰宅時間が遅くなり、家事・育児を行う時間が減少するため、女性の負担がますます大きくなってしまうことがあります。

 息抜きを行うことで、ストレスの解消につながり、これらの悪影響を防ぐことが出来ます。

息抜きの方法ー自分の時間を作るには

 息抜きが出来ないのは家事や育児に時間がとられてしまって自分の時間を確保することが出来ないのが原因です。そこで自分の時間の作り方をご紹介します。

パートナー、親兄弟などの身近な人を頼る

 一番早く安く済ませる方法がパートナーに家事・育児をお願いすることです。それが難しいようであれば親兄弟等で身近な人が近く人住んでいればその人たちに一時的にお願いするのもありです。ただし、これはパートナー、親兄弟の善意があってできることです。自分の時間を作りたいからといって頻繁にお願いすると人間関係に影響することもあるので、頻度には気をつけましょう。

託児サービスを活用する

 「子供が小さくて育児が一番負担。でも、預けられる人が身近にいない」そういう時には託児サービスを利用しましょう。託児サービスを利用することでまとまった一人の時間が取れるので、自分の時間として好きなことをしてリフレッシュすることが出来ます。託児サービスは地域の保育園や自治体の子育て支援センターなどで行われています。料金が安いので自治体の子育て支援センターに預ける方をお勧めします。ただし、子供の年齢によって制限がかかっている場合もありますので自分が住んでいる地域のホームページなどで確認してみましょう。

便利家電を活用する

 家事の負担が大きいという場合には、最新の便利家電を使用するのもお勧めです。食洗器やドラム式洗濯機、ロボット掃除機などを使用すれば、食器洗いや洗濯干し、掃除などといった時間と手間がかかる家事をすべて自動で行えます。すべて購入するとお金がかかるため、日々の生活の中で最もやりたくないものを便利家電に置き換えることをお勧めします。

食品宅配サービス・家事代行を活用する

 毎日の家事の中で時間を多くとられるのが食事の支度です。そのため、食品宅配サービスを使用する事で一日の中で自由な時間を確保しやすくなります。また、家事代行サービスも便利です。食事の支度から部屋の掃除まですべてを完璧に行ってもらえるので、自分の時間も取れますし自分ではなかなか作らない料理を食べることが出来るのも楽しいです。

まとめ

 家族のために育児、家事、仕事を頑張ることはとても素晴らしいことですが育児は子供が大学を卒業するまでの22年間(あるいはもっと長く)続く長期戦です。そのため、「最近疲れている」「なんとなくやる気が出ない」等感じるときには無理をせずに、信頼できる人・サービスを頼り自分の時間を楽しみましょう。どうしてもつらいときには、自治体が行っている育児の相談窓口がありますので、一人で悩まずに相談してみるのをお勧めします。

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