育休を取得して子育てをしているが、子育ての大変さが分かってきました。お腹がすいたり、おむつが汚れると昼夜関係なく泣くのでそのたびにお世話をしたり、様子がおかしければ病院へ連れていき、自分の都合ではなく、常に子供を中心の生活になります。子供が大きくなってある程度自分のことが出来るようになっても、いろいろなことに気を付けながら成人まで育てなくてはなりません。子供が生まれてからは、親の大変さが分かるようになり、ますます親孝行したいと感じています。そんな中ふと、「親にあと何回会えるのか」と疑問に思いました。
親に会える回数はあと何回?
平均余命から計算する方法
親に会える回数は、親の平均余命、年に何回親と会っているのかで計算することが出来ます。親の平均余命については、公益財団法人生命保険文化センターのHPで公表されていますので、こちらを参照するとよいかと思います。
(親の平均余命) × (1年間に合っている回数) = 親に会える回数
2022年現在で父親と母親がともに60歳である場合、平均余命は父親が23.59年、母親が28.84年です。親には年末年始、ゴールデンウィーク、お盆の年3回あっているとすると、
父親 23.59年 × 3回/年 ≒ 70回 母親 28.84年 × 3回/年 ≒ 86回
となります。コロナウィルスのようなものが再び蔓延したら会える回数はさらに減りますし、事故などで突然亡くなってしまう場合もあります。もちろん平均余命よりも長く生きる場合もありますが、この回数よりも減ることも大いにあります。
ちなみに、「平均寿命」と「平均余命」という言葉がありますが、平均寿命はその年に生まれた0歳児が何歳まで生きることが出来るのかという数値です。そのため、2022年の平均寿命というのは、2022年に生まれた0歳児の平均余命を表しています。
計算サイトを使用する方法
自分で計算するのが大変な場合には、「See your folks」というサイトで簡易的に計算することが出来ます。海外のサイトですが、「住んでいる国」「母親の年齢」「父親の年齢」「親に年何回会うか」を入力することで自動で計算することが出来ます。
親のためにできる親孝行
計算してみると、思ったよりも会える回数は少ないということが分かったかと思います。では、できる親孝行にはどのようなものがあるのでしょうか。
定期的に連絡を取る
特に男性は何か用事がなければ親に連絡しないという人も多いかと思いますが、定期的に連絡を取ることをお勧めします。親は子供がどうしているか常に気になっていますので、連絡をすると喜ばれるでしょう。「何か用事がないと連絡取りにくい」という方は、親の誕生日や母の日、父の日、お年賀、暑中見舞い、クリスマスなどお祝い事やイベントがある時にギフトをプレゼントすると、それをきっかけに連絡しやすくなると思います。
また、定期的に連絡を取ることで、親が喜ぶだけでなく、声を聞くことで親の異変(認知症やそのほかの病気等)に気づきやすくなります。
会いに行く頻度を増やす
会いに来られて困るという親はそうはいません。今までほとんど帰省していなかった方はこれを機に増やしてみてはいかがでしょうか。独身でも子供がいなくても会いに行って顔を見せるだけでも親は喜んでくれると思います。
ただし、あまり会いに来られても自分の用事が出来なくて困るという親もいらっしゃるので、頻度についてはよく考えて決めましょう。また、パートナーがいる場合にはよく相談してから決めましょう。
イベントごとに誘う
家が近く子供がいれば、お食い初め、七五三、誕生日などイベント事に誘うととても喜ばれます。家が遠くてなかなか来れない場合には、イベントの写真を撮って送ってあげるのもよいと思います。子供がいなくとも、親を誘って旅行に行ったり一緒に何かをするイベントをするととても喜ぶと思います。
まとめ
いざ計算してみると親に会える機会というのは、思ったよりも少ないです。会えなくなってからでは後悔しますので、今のうちからできる範囲で親孝行していくことをお勧めします。
コメント