赤ちゃんの肌は非常に薄いため、バリア機能が未熟で皮膚トラブルを起こしやすいです。特に多いのがお尻周りに発生する「おむつかぶれ」です。私の子供も生後2か月ごろにおむつかぶれが出来てしまいましたが、今は完治しています。私の実体験をもとにおむつかぶれの対処法をご紹介したいと思います。
おむつかぶれとは
そもそも「おむつかぶれ」とはおむつを当てているところに発生する炎症で、特に肛門付近にできやすいものです。汚れたおむつを長時間放置しているとできるアンモニアの刺激により発生したり、おしりを拭くときの物理的な刺激が原因となる場合があります。でき始めは皮膚があかくなるだけですが、ひどくなると赤いぶつぶつが出来たり、皮膚がむけてジュクジュクになり、排尿や排便のたびに痛がるようになるそうです。
家での対処方法
お家でできるおむつかぶれの対処方法は下記の3つです。
- こまめなおむつ替え
- おしりを清潔に保つ
- 保湿クリームを塗る
こまめなおむつ替え
先ほどご説明した通り、おしりかぶれの原因の一つは汚れたおつむを長時間使用する事です。おしっこやウンチを長時間放置しているとアンモニアが発生して刺激になってしまいますので、「おしりがかぶれてきたかな」と思ったらいつも以上におむつを気にして、こまめに変えてあげるようにしましょう。
おしりを清潔に保つ
おむつを交換してもおしりにうんちやおしっこが付いたままでは刺激になってしまいます。そのため、おむつ交換をする際にはおしりを清潔にしましょう。ただし、きれいにしたいがあまりおしり拭きで一生懸命擦ってしまうとそれも刺激となりよくないので、座浴やシャワーで洗い流しておしりについた水分はポンポンと押してふき取るようにするとよいです。
ただ、毎回座浴やシャワーで流すのはとても手間になってしまうので、ドレッシングボトルにぬるま湯を入れてそれでおしりを流してあげると楽にきれいにできます。流してあげた後は、座浴と同じようにポンポンと押すように拭いて水分をしっかりととりましょう。
保湿クリームを塗る
おしりを拭いて清潔にできたら、新しいおむつをはかせる前に保湿クリームをしっかりと塗りましょう。保湿クリームをしっかり塗ることでクリームがおしっこやうんちを弾き、おしりへの刺激を抑えることが出来ます。わが家では最初普通の保湿クリームを塗っていましたがあまり効果がなかったため、「白色ワセリン」を塗っていました。「白色ワセリン」を塗るようにしたところ徐々に症状が改善して2週間程度で治りました。助産師さんに聞いたところ、けちけち塗らずにたっぷり塗った方がよいそうです。
ベビーワセリンもよいですが、値段が高いため、たっぷり使うなら500g入りの白色ワセリンの購入をお勧めします。
それでも治らなければ病院へ
おしりを清潔にして保湿剤をたっぷり塗っても治る様子がなければ、病院に行きましょう。ただのおしりかぶれだと思っていたら「皮膚カンジダ症」等別の病気だったということもあるそうなので、おかしいなと思ったら早めに受診することをおすすめします。
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